中高の教育

学校長ご挨拶

学校長メッセージ

校長 田部井 善郎

武蔵野の面影を残す三鷹台、緑と四季折々の草花が咲き誇る校庭に囲まれて、立教女学院中学校・高等学校はあります。1923(大正12)年の関東大震災によってそれまでの校舎をすべて失った本校は、その後すぐに、内外の多くの人々の篤い祈りのうち、この地が与えられ、現在の高等学校の校舎と礼拝堂がつくられ、以来、90余年にわたりキリスト教信仰に基づく女子教育を行ってきました。そしてその歩みはさらに半世紀ほど前にまで遡ります。

1877(明治10)年、本校は、アメリカ聖公会の宣教師チャニング・M・ウイリアムズを創立者として、現在の文京区・湯島の地に、宣教師ブランシェ(初代校長)の仮住居で生まれました。それは、明治政府がキリスト教禁制の高札を撤廃したわずか4年後、5名での始まりでした。その後次第にその教育が理解されるようになり、1884(明治17)年には、中央区・築地明石町に洋風3階建ての校舎ができ、約500名におよぶ生徒が学ぶまでになりました。
明治の初め、女子が学ぶこと、しかもキリスト教に基づく教育を受けることが、どれほど多くの女性に、知識への扉を開くとともに、豊かで自由な心をはぐくみ、新しい時代に生きる希望と勇気とを与えたことでしょうか。そしてその伝統は140年を経た今でも変わることなく引き継がれています。
真摯な学びによって獲得される知識は、私たちをより広い世界へと導き、品格豊かなものとします。キリストにある自由は私たちの心をあらゆる束縛から解放し、他者のために生きる道へと導きます。そうした深い学びと豊かな人格形成こそ、本校が、開校以来、いかなる時代にあって揺るぐことなく堅持してきたものであり、そしてそれを通して、つねにより広い世界へと目を向け、次代を見すえ、自らが果たすべき役割を担うことのできる、そうした自律した女性を育むことが、「これまで」も、そして「これから」も変わることなく本校がめざすところです。

キャンパスの半分をおおう豊かな自然と今日までの女学院の歩みを語る伝統ある校舎。礼拝から始まる一日の学校生活。生徒たちは、今日も学べる恵みを神様に感謝し、互いに個性を認めあい、支えあい、励ましあいながら、「他者のためにいま何を学ぶべきか」を自らに問いつつ、自由でいきいきとした学びの時を過ごしています。

今年、2017(平成29)年、立教女学院中学校・高等学校は、神様のみまもりの下、創立140周年を迎えました。

2017年4月

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