【公開行事】3月14日(土)14:00~15:30 高3卒業論文発表会を行います。

受験生の皆様へ

立教女学院では、中学校3年間で培った課題設定力・調査研究力・発表力を基礎に、高1・高2の準備段階を経、高3で卒業論文の作成を行っています。
今年も、多くのユニークな卒業論文が提出されました。
この公開行事では、生徒による卒業論文発表だけでなく、卒論作成の経験が大学生活や就職活動・社会人としての活動にどのように役立ったかという卒業生からのメッセージもあります。是非ご来校ください。

【日時】2020年3月14日(土)14:00~15:30 (受付開始 13:20)
【場所】立教女学院 講堂
【対象】小学校5年生以下の本校受験希望者および保護者(「公開行事申込みサイト」よりお申し込みください)
予約受付は 2/14(金)10:00~ 3/14(土)14:00
※受験生以外の方は、直接ご来校ください。当日受付をいたします。

 

<プログラム内容>

1.校長挨拶

2.高3生徒による卒業論文プレゼンテーション
「なぜ出生前診断の陽性によって中絶する人が多いのか」
「寄付金税制のふるさと納税が返礼品中心になってしまったのはなぜか」

3.卒業生の話「学びの先に未来を描く  ~社会人として1年が経って~  」
★メッセージ
高校での卒論テーマは、「何故リオのカーニバルのテーマに『日系移民』が選ばれたのか」でした。
立教女学院に在学中、私はダンス部に所属し、朝から放課後までダンスに明け暮れる日々を送っていました。部活動以外にも、東日本大震災の被災地である南三陸の慰問や、フロリダへの短期留学、体育祭の応援団長など、多くのことを経験させていただき、非常に充実した6年間を過ごすことができました。
特に貴重であった、その後の学生生活や私の人生そのものに強く影響を与えた経験は、卒論の執筆です。ブラジルからの帰国子女だったこともあり、卒論では「何故リオのカーニバルのテーマに『日系移民』が選ばれたのか」というテーマのもと、ブラジルのカーニバルと日系移民、そこから見える日本とブラジルの関係について考察しました。高校時代に、ここまで深く一つのことを考察したことや、普段の高校生活では関わらない専門家や機関に答えを求めて飛び込んだことは自信に繋がりました。またこの時身につけた、情報や人脈を次のチャンスに繋げていく姿勢は、その後の学生生活の大きな柱となりました。
さらに、卒論執筆を通して再確認した「ブラジルへの愛」は、大学進学後、卒業後の進路にも繋がりました。
大学卒業後は、「日本と世界を繋ぐような仕事がしたい」、「日本とブラジルの架け橋となりたい」という思いから、日本の貿易振興に関わる独立行政法人への就職を決めました。日系企業の海外進出支援や、外資系企業の日本誘致などを通し、日本と海外を繋ぐ仕事は非常に難しく、手探り状態ですが、今後の自分のキャリアにワクワクしながら社会人1年目を送っているところです。
中・高・大学生活の中で取り組んできた一つひとつの選択は、どれも今の私を作り上げているもので、その原点は高校時代にあったのだと、今改めて感じています。卒業論文や平和学習、部活動や友人・先生方との出会いは、私の人生のかけがえのない財産であり、多くの学びの機会を与え、好奇心に従う楽しさを教えてくれた立教女学院に感謝しています。
(Momoyo H. : 2019年3月 立教大学社会学部メディア社会学科 卒業)

4.高3生徒によるミニ学校紹介
充実した中高生活を送った高3生がお話しします!