基本理念

立教女学院中学校・高等学校は、これまでも独自の平和教育を推進してきた。今改めて立教女学院の平和教育のさらなる推進のために次の言葉を掲げたい。「立教女学院の平和教育は暴力と飢えと恐怖からの解放を目指します」。その平和教育の3本柱を以下に示す。

  1. 戦いのない時代とするための提言と行動によって暴力をなくしていく。
  2. 貧困と飢餓をなくすための学習を積み重ね、現在自分たちができることを実施する。
  3. 迫る人類生存の危機と病の恐怖となる環境悪化とどう取り組むかを考え、可能なことから行動していく。

この3本柱は現在の社会にとって重要な課題と認識し、さまざまな教育活動を通じて具体的な形で社会に発信していきたい。さまざまな教育活動とは、教科、ホームルーム活動、生徒会活動、長崎・沖縄修学旅行、宗教行事、ARE学習、土曜集会、部活動等を言う。

基本方針

  1. 戦いによる暴力をはじめ、さまざまな暴力から解放されるためにどうすればよいのか中学生・高校生の立場から提言し、行動していく。
  2. 飢えで苦しんでいる人たちに「Table for two」の認識を持ち、日々の食事から少しを分けあっていく。
  3. 悪化する環境を守るために省資源、省エネルギーの意識を怠らず、自分たちでできることを実行していく。
  4. この平和憲章を実現するために校内だけに限らず地域社会、多くの仲間と共に協力していく。