高校ISGで、手話通訳士の豊田さんに講座「私にできること」を行っていただきました
部活動だより
夏季休暇中、手話通訳士で卒業生の豊田直子さんに、講座「私にできること」を行っていただきました。(豊田さんは、高校ISG設立時より活動を支えてくださっています。)
講座では、聴覚障害を中心に、障害全般の障害や法の整備を含めた社会の現状についてワークショップを交えながらお話をいただいた後、手話を教えていただきました。最後に、全員が手話で自己紹介をしました。部活の合宿や英語プログラムと日にちが重なってしまい参加できなかったメンバーも多くいましたが、参加したメンバーにとって、障害についての学びと気づきの機会になったようです。
法的な整備が進むことは好ましいことですが、法的なこととは別に、様々な立場にある人の心情や行動に配慮できる、人と人の繋がりがあることが大切なのかもしれませんね。
11月には東京でデフリンピックが行われるので、この秋は聴覚障害ということに注目が集まる機会になることでしょう。それを機に、大会に出る人だけでなく出ない人でも日常に様々な障害がある人がたくさんいるという気づきや意識が広まる機会になることが望まれます。