高校ISG(インクルーシブ研究会)×東京工科大学(聴覚障害支援メディア研究室)合同プロジェクト
6・7月「サイレント・コミュニケーション」を実施しました
部活動だより
高校ISGは、東京工科大学聴覚障害支援メディア研究室の吉岡先生、及川先生、大学生のみなさんにご協力いただき、プログラム「サイレントコミュニケーション」(全4回)を実施しました。
プログラムの1回目から3回目までは本校マルチメディアルームと大学の研究室をZOOMで繋いでのハイブリッドの講義とワークショップ、プログラムの4回目は大学の研究室を訪問しての難聴体験でした。
ハイブリッドで行われたプログラムでは、日本手話(日本語対応手話含む)を学んで簡単な手話による意思の疎通をはかったり、聴覚障害・聴覚障がい者に関する講義を受講しました。
大学の研究室を訪問して行われたプログラムでは、様々な機器を利用して難聴体験をさせていただきました。
このプログラムを通して、研究会のメンバーはだんだんと自然に手・指が動くようになってきたように感じますし、手話が言語であるということを実感したようです。また、難聴体験を通して、聞こえにくさは個々それぞれなのだということを体感しました。
聴覚障害・聴覚障がい者への理解を深める貴重な機会となり、理解が深まったことで社会にどのような配慮が必要なのかを考える機会ともなりました。
このような学びの機会を与えてくださった東京工科大学聴覚支援メディア研究室のみなさまに深く感謝申し上げます。